第21話

そこで、つばめのしゅん太さんは、たぬきのどん平さんに提案してみました。

「たぬきのどん平さん。そこで、このしょうゆの謎を調べるべく、オランウータンのクレバ博士にしょうゆを解析してもらってはどうだろうか? たぶん、きつねのつね次郎さんに今から掛け合っても、たぬきのどん平さんを始めとして、いろいろなお客さんから妙に絶賛されているこの特殊なしょうゆゆえに、その謎をつね次郎さんも直接は教えてはくれないと思う。クレバ博士の研究所は、この峠のさらに向こうの峠の森林の中にあるので、いっちょ僕が一飛びでこのしょうゆをクレバ博士の元に届けることにしよう。たぬきのどん平さんは、しばらくは、このつね次郎さんのしょうゆではなく、僕のしょうゆでうどん作りをすればいい。つね次郎さんのしょうゆの謎が解けたら、僕も新しいしょうゆ作りにたぬきのどん平さんに協力するよ。」

ねずみのチューたろうさんも傍らでうなずいていました。

「ありがとうございます。つばめのしゅん太さん。」

たぬきのどん平は、つばめのしゅん太さんの心意気にとても感謝しました。

第21話

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