第19話

「つばめのしゅん太さん。騙されているとは言っても、このきつねのつね次郎さんにいただいたしょうゆは、おいらにはとても熟成が進んだおいしいしょうゆに感じるのです。もしかして、おいらの舌がおかしくなったのかなぁ?」

つばめのしゅん太さんに改めて尋ねてみました。

「たぬきのどん平さん。もしよければ、そのしょうゆをもらった時の様子を詳しく教えてくれないかな?」

そこで、たぬきのどん平さんは、朝にペリカンの運とくさんがお店に来たこと、その時に、自分の麺を渡したこと、それと交換に一杯のしょうゆをもらえたことをもう一度、説明した。

「じゃぁ、その一杯のしょうゆは何の中のに入っていたか教えてもらえないか?」

たぬきのどん平さんは、そのしょうゆが小さな徳利に入っていたこと、さらに、その徳利は高級そうな葉っぱで包まれていたことを詳しく説明した。

「なるほどね…。」

つばめのしゅん太さんは、何かに気づいたようでした。

第19話

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